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塾業界で働きながら複業はできるか?

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はじめに

こんにちは。複業スキルブロガーのカズです。

今回は私が3つ目の会社として塾業界で働いてみたらどうだったのか?そのメリット、デメリットと、複業(副業)をすることは可能かといった視点でみなさんと意見をシェアしていきたいと思います。

結論

  • 実力があり、生徒からの人気がボーナスなどの待遇に直結する。自分の専門性を強化できる。
  • 専門性は発揮できるが、雇われている立場なのでとても忙しい
  • 塾で働きながら他の分野の勉強をするくらいはできるが、他の仕事も並行でするのは厳しい

なぜ塾業界で働くことになったのか?

授業をしている画像

以前、英会話業界で働いた経験をブログで書きましたが、営業、事務としての仕事はとても多忙なのです。ではなぜ多忙なのか考えた時に、

  • 自分の裁量権がないから(会社と上司に仕事量と内容を決められる)
  • 自分の専門性がないから

だということ気が付きました。


従って、自分の専門性は何か?と考え、大学3年生以来の自己分析をしてみると、”英語”、”教えること”だと実感し、それを生かせる仕事をすることでより専門性を高めようと決めました。


そんなときに頭をよぎったのがだったのです。


早速、自宅から通える範囲で塾を絞り込み、今回は正社員でスタートすることを目指しました。すると、ヒットした1社目の塾に採用していただけることになったのです。ちなみに、新卒採用の際は50社以上に落ちているので、いかに採用が業界とタイミングによるものかと憂い、嘆きました(笑)

メリット、デメリットとノルマ

考え事をしている男性の画像

たまたまなのですが、私の働き始めた塾にはノルマがありませんでした。これは奇跡に近いと思います。


他の塾や予備校などでは生徒数の確保に必死で、友達紹介などで熾烈な子供の取り合いが繰り広げられているのですが、私の働いた塾では運営者や教室の代表が集客や営業をメインにやっており、塾の先生たちは生徒への指導のみに集中することができました。


デメリットとしては、教師としての人気が教師間格差を生み出していたことです。人気のある教師はクラス数も多く、生徒からの信頼も勝ち取れますし、その分、ボーナスが多くもらえていましたが、人気のない教師は求める待遇を得ることはできません。


するとどうしてもスキルを磨くために研修などが必然的に多くなります。ただ、これは当然のことです。教師なのですから、教え方がうまくなくてはいけませんし、営業の側面がないのであればなおのこと、スキルを求められることになります。


私も塾に入りたての頃はたくさんの研修を受けさせられました。塾では集団と個別がともにありましたが、集団のクラスで英語を教える訓練ができたことは、本当に良い経験となりました。


一方で、集団クラスで教えることへの違和感を常に持っていました。理解度によってクラス分けされるとはいえ、生徒間での理解度はバラバラです。従って、生徒に教えるのであれば、マンツーマンでなくてはいけないという考え方が強くなりました。結果、3年ほどで勤めた塾をやめ、自分でマンツーマンに特化した教室を開くことにしたのです。


また前半部分でも伝えましたが、雇われる形をとる以上は、仕事の自分の裁量権はありません。
授業の数を増やしたり、減らしたりすることはできませんし、多少、体調が悪くても決められたコマ数のレッスンはこなさなくてはいけませんから。

塾で働きながら複業はできるか?

時計の画像

正社員として塾の教師をしながら、複業をすることは無理だと私は思いました。これは他の職種でもそうですが、正社員として働く以上は通勤時間を含めると12時間ほどは勤める組織に時間を搾取されます。


塾という業界なので、私が求めた専門性を高めるという目的は達成できましたが、例えば塾で働きながら、コンビニのアルバイトを並行できるか?と言われたら、ギヴアップです。


ただ、常に転職や起業を意識しているのであれば、正社員として働きながらのスキルアップや勉強をしていくことは可能でしょう。


勉強は自分のペースで進められるので、塾で働きながらプログラミングスクールに通ったり、中小企業診断士や社労士、宅建、簿記の資格を取るなど、本業×勉強というスタイルで将来に備えていくことはできると感じました。

まとめ

塾業界に限らず、どの職種でも正社員としての本業がある以上は、アルバイトなどの複業(副業)をすることはかなり負担が大きいと私は考えます。何かスキルがあれば、高単価かつ余った時間の活用という働き方をすることはできるでしょうから、大人になっても、常に勉強をし続ける意識が必要ですね。

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