MENU

複業をしながらの子育てはできる?大変?

  • URLをコピーしました!
目次

はじめに

複業とは何か?

こんにちは。複業スキルブロガーのカズです。


複業とは文字通り複数の仕事を行うことです。副業という言葉もありますが、お金をもらう以上、プロとしての意識と経験が必要です。


スキルの研鑽の上で副業というフェーズもありますが、本業に負けないほどの副業ということで、複業という言葉を使っています。

子育てと複業の両立はできる

私は30歳で結婚し、自宅を教室に改造して英語塾を運営しています。まだ小さい子供がいるので、子育てをしながらの複業となり大変な部分はありますが、なんとかやりくりしています。


少子高齢化の日本ですが、私の住む地域では子育て世帯が多く、子供が4人以上いるという家庭が多いことに驚きます。夫婦共働きで、子供を育てる。あまりの忙しさに親が自分の時間を持つことはほぼ不可能だろうと思ってしまいます。


しかし、選択肢が多い今の時代では、工夫次第で複数の仕事をこなしながら子育てをして、しかも自分の趣味の時間を確保!(もちろん十分な睡眠時間も!)は決して、不可能ではありません。


では、具体的な考え方と工夫の方法をお伝えしていきます。

結論

  • 起業をして仕事の自由度が増えれば、子育ての負担も楽になる
  • 職住近接、また午前に勉強しスキルを獲得するなど、工夫をしていく
  • 複業しながらも、ストレスがたまらない仕事を選ぶ

複業と子育ての両立のメリット

子供が遊んでいる画像


特に独立・起業をするという選択肢はこれからどんどん増えていきます。子育てをするのであればなおさら、起業をして仕事内容・仕事量を自分で調整できることは大きなメリットとなるからです。


複数の仕事をこなすことで、どれかの仕事がうまくいかなくなっても、他の仕事で収入面のカバーをすることができます。これからはグローバル化の波で会社勤めだとしても、いつ仕事をクビになるかわかりません。これは大企業であっても例外ではなく、むしろ大手だからこそ多少、多めの退職金を掲示して、早期退職を進めるケースが増えてきました。


これからは80歳まで働く時代です。50歳から60歳までに貯めた貯金と退職金と合わせても、それだけで100歳前後まで有意義な老後生活を送っていくことは難しいでしょう。


それだけではありません。働く期間が長くなるのであれば、その仕事がどれだけ有意義なものであるかが自分の人生の大きなウエイトを占めるようになってきます。嫌な仕事、嫌な人間関係を断ち切り、自分で勉強し、自分が本当に必要なスキルを身につけて、自分の望む仕事を、自分の裁量でおこなっていくことが求められます。


これが実践できれば、子育てもかなり自由なものとなります。子供が小さいうちは保育園に預けずに自分で子育てをすることも可能となります。この期間は仕事量を極力減らして、子供のための投資の時間に充てることができます。

仕事と子育てをする上でどこに住むか?

ミニチュアの家の画像

テレワークやネット環境のおかげでどこでも働ける時代になってきてはいますが、それでも東京一極集中型は当分続くでしょう。コロナのせいで在宅ワークが進みましたが、結局はリバウンドしてしまいオフィスに出勤をする形がメインなのは変わっていません。


東京や大都市近郊に住むことには大きなメリットがあります。子育てをするなら私立の学校を希望する方も多く、実際、私立の小中の多く東京にありますし、教育系のイベントや施設も東京に行くほど多くなっています。


他にも、例えば外国人の多くの方が東京近郊に住んでおり、子供の英語教育の機会を考えると少なくとも東京まで1時間以内の場所に住んでいれば、多くのチャンスに出会えるでしょう。私もよく外国人の友人とお茶をしたり、言語交換で勉強会をしたりしますが、出会いの割合が圧倒的に多いのは東京です。


一方で、田舎のメリットもとても多く、実際、若者の半数は地方での仕事に憧れを持っているそうです。パソコン1台で仕事ができる時代ですから、地方に住みながらも自由な働き方をしたり、自然の多い地方で子育てをする選択肢を選ぶこともできます。


私はずっと千葉に住んできた人間で、妻との縁で6年以上、印西市に住んでいます。ここは子育てと複業にはぴったりの街ですね。自然が多いのはもちろんのこと、道が広くてゆったりしています。日々の子育てですので、街全体がゆったりしているのか、せわしないのかは日々のストレス、健康に長く影響を与えます。


また、東京まで電車や車で1時間という立地なので、イベント事で東京まで行くという場合にも便利です。このように都市近郊まで1時間前後にもかかわらず自然が多いベットタウンは子育てを考える世代には人気が続くでしょう。


子育てを考えるなら、家から職場が近ければ近いほど良いです。可能なら自宅=職場がベストです。子供を保育園に預けている場合は体調不良などでいつ呼び出されるかわかりませんので、職場が家から遠いほど親の負担が大きくなります。


複業をしながら子育てをするのであれば、仕事やスキル選びもそうですが、住環境、生活環境が自分のライフスタイルに合っているかをしっかり考慮する必要があります。

複業と子育てを両立するスケジュール管理

手帳とコーヒーの画像

複業と子育てをする以上は、タイムマネージメントが欠かせません。私が子供が生まれる前も後も習慣にしていることは、午前はインプット(勉強)、午後はアウトプット(仕事)をするということです。


100年ライフでいくつかの仕事を同時並行して進めていく上では、スキルの向上や勉強が欠かせません。専門性があれば、転職や起業をする上で強みになります。


私の一日のスケジュール:

05:30 起き、勉強開始(英語/ドイツ語)
08:00 子供の送迎
08:30 勉強再開
10:00 カフェでブログ
12:00 本屋、スーパーで買い物
13:00 ランチ、昼寝、Netflix
15:00 英語塾のレッスンスタート
21:00 仕事終わりと同時に睡眠


必ず午前に勉強をします脳力が100%のうちにインプットをしておきます。それから近所のカフェに向かい、脳のモードを切り替えてブログを書きます。


ちなみに私は集中力がすぐに切れるので、30分おきに外で空気を吸います。すぐに外に出ていくので、きっとカフェの店員さんには不審に思われているのではないでしょうか(笑)


勉強は複業をしていく上での将来に向けた種まきです。これは私の本業にあたる英語塾のための英語もそうですし、並行して、ブログ、お金や確定申告、プログラミング、動画編集など多岐にわたります。


しかし、私は5つも6つも全エネルギーを集中することはできませんので、現状は英語とブログに多くの時間を割いています。やめてしまったものや近いうちに再開を予定しているものなどもあり、そのときの状況によって変わります。


それと一番大切なことは健康・リフレッシュの時間を最優先で確保することです。睡眠時間を8時間確保するのはもちろんのこと、私は午前に勉強した後は午後からネットフリックスを見たり、昼寝をしたりして休む時間を人よりも多く確保しています。


これは次の項目で述べるストレスとも関係していますが、長期的に充実したワークライフを送るためには、頑張りすぎてはいけません。中には人の10倍努力し成功する人もいるでしょうが、多くの人はワークライフバランスを意識した生活を送りたいはずです。

ストレス管理とメンタルヘルス

怒っている赤ちゃんの画像

ストレスの兆候と対処法

私は現在、日常でほぼストレスはありません。


少なくとも過去の自分と比べればストレスは激減しました。


起業をして、仕事量を全て自分で決められるのが最大の要因です。仕事でのストレスが多いと、子育てにも影響してきます。余裕がなくなってくると、子供にストレスをぶつけてしまったりすることも多くなるので、特に子供が小さい期間は、仕事上でのストレスが極力小さくなるように心がける必要があります。


私は起業をしたことで逆にストレスとなったのが、将来への不安です。会社員のときは頑張っても頑張らなくても毎月給料が振り込まれますが、起業をしたら自分で仕事をつくりださなくてはいけません。私は英語塾をスタートしましたが、スタート時は当然、塾生はゼロなので収入もゼロになります。


これは人生で初めて体験するストレスでした。しかし、ホームページをつくり、看板を出し、少しづつ生徒が集まるようになってくるとその不安もなくなってきます。


また子育てをはじめたばかりのころは、ものすごいストレスです。もちろん初体験ですし、どうして良いかわからないことだらけですので、子育てのストレスがとても大きいのです。保育園に預けていても、小さい頃は発熱などで自宅で子供の世話をしなければいけない時も多い。


私や妻は個人事業主ですが、これは会社勤めの方の場合、別の負担が大きくなるでしょう。会社の部署に迷惑をかける場合もありますし、保育園まで迎えにいくのも手間です。少なくとも1年〜2年くらいは子育てと仕事でかなり振り回されるでしょう。


最近は男性も含め会社で育休をとることのできる環境が整ってきていますが、基本的には育休をとれるのは子供が1歳になるまでですし、それ以降は保育園に預けながら子育てと仕事のバランスをとっていかなくてはいけません。


ただ、これも自分が起業をして、仕事の裁量権を多く持っていれば解決しやすく、心身にかかるストレスは最小限に済ませることができます。

ストレスがなければ、そもそもリフレッシュもいらない

人によってストレス発散方法は違うでしょうが、根本的な問題しては、そもそも仕事でストレスを感じないようにすることです。私はマンツーマンのレッスンをしていて、ほぼストレスを感じていません。


学校の先生であれば、クラス授業で30人以上を相手にしますから、疲労感も強くストレスも感じやすいと思います。上手なストレス発散が必要となるでしょう。以前、私も塾に勤めていた頃はストレスフルな毎日でした。週に1度は仕事帰りに好きなラーメンを食べていましたが、かなり不健康だと思い午前のフィットネスにチェンジしました。(すると、多少、ラーメンが食べれないストレスも感じましたが…)


繰り返しですが、自分が仕事の裁量権を多く持てれば、休んだほうが良いと思った時に自分でスケジューリングができますし、自分が好きな仕事・得意な仕事をやっていればストレスが爆発してしまうこともないでしょう。


大切なのはセルフコントロールなので、やっていない方は日記をつけることを習慣にしてみてください。

  • 今自分はストレスを感じているのか?
  • 感じているとしたら、なぜストレスを感じているのか?
  • それはどの程度で、どうすればストレスを軽減できるのか?

気づいたことを日々メモすることをおすすめします。

複業と子育ての両立の成功の秘訣

tipと書かれた瓶の画像

やはり会社をやめて起業をする、という一点に尽きるのですが、20代のうちは経験のために会社員をするのも良いと思います。複業的な働き方をして、自分で仕事内容、仕事量をコントロールしたいのであれば、30代、少なくとも40代までに起業をすることを提案します。


時間的、精神的余裕はストレスの少ない子育てをする上で1番大切なことです。最大のハードルは会社をやめることですが、これは特に住宅を購入してしまってからでは、さらにハードルが高くなります。住宅購入、子供が2人以上、車も購入、といったような昔ながらのルートを選んでしまうと、身軽に仕事を変えることはできなくなるでしょう。


複業的な働き方をするには、これらのパターンを多少なりともくずさなくてはいけません。年収にもよりますが、できたら住宅購入で3000万以上のローンを組むことは避けるべきです。これをやってしまうと自分の仕事の活動領域が極端に狭くなってしまいます。


それでも住宅を購入する気持ちが強いのであれば、中古住宅か2500万以下(できれば2000万以下)の物件を探すなど、とにかく超長期的に返済をしなくても良い条件を選ぶべきです。住宅ローンがなければ、会社にすがりつく生き方をせずに起業的精神を持って自分のスキルを高めていけます。


(それと、こんなことを言っておいてなんですが、もし住宅ローンを組むなら3年以上会社員をやっていないと住宅の購入金額が大きい場合、銀行がローンを組ませてくれない場合がありますので、要注意です。)


少し話が逸れますが、これからは空き家問題が深刻化するので、空き家を見つけてリフォームをするほうが戸建てに住む上では経済的です。


複業をするということは、文字通り複数の仕事をするということで、人生の仕事へのウェイトを増やすということです。しかし、専門性やスキルを発揮した生産性の高い仕事ができれば、仕事をするストレスはむしろ減っていきます。


Life Shiftという書籍で日本で有名になったロンドンビジネススクールの経営学教授のリンダ・グラットン氏は、これからはレクリエーションではなく、リ・クリエーションが大切だと説いていますが、重い荷物(会社員、固定観念)を捨て、80歳まで働くことを想定した新しい生き方が必要だと言います。


多様な生き方で増えた時間をレクリエーション(遊び)に使うのではなく、リ・クリエーション(再創造)に使うわけです。これには同感です。


ここまで読んでいただくと私が会社員をやめることをかなり推していると捉えられそうですが、あくまでそれは会社員をやめたいと思っている方へのメッセージであって、みなが会社員をやめるべきだと言っているのではありません。


会社員は安定収入があり、先ほどお伝えした通り、銀行からの融資・ローンが受けられるなど社会的メリットは多いわけです。ですから、みな大学を出て組織に属する選択をとります。


ただ、私のように会社からはみ出してしまう人もいますし、カフェに行くと会社や上司、同僚の悪口ばかり言っている方々を目にする機会が多いので、生き方は多様になり、選択肢を知ることで人生は大きく変わるということを少しでも伝えたいのです。

結論

仕事と子育てを両立するのであれば、一気に負担が増え、お金がかかりものです。仕事にやりがいを持ち、ストレスを減らしつつ子供との時間を楽しむためにも、複業という働き方をすることはメリットが大きいものです。


しかし、動くなら早い方がよい。それは間違いないです。20代、30代と進むにつれ、身につけるべきは英語やプログラミングというわかりやすいスキルだけではなく、変化体質、新しい変化に対応する力です。自分の子供にそういった生き方を見せることが1番ベストな子育てではないかと私は思います。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次