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子供のうちに英語を学び始めるメリット、デメリット

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目次

はじめに

こんにちは。複業ブロガーのカズです。

この記事では

  • なぜ子供に英語を取り組ませるのか?
  • 子供のうちから英語を学ぶメリットは?
  • 将来、役に立つのか?

という点について、10年以上、1000人を超える子供に英語を教えてきた私の経験から意見をシェアしていきたいと思います。

結論

  • 子供はまちがいを恐れずどんどん英語をしゃべり、脳に英語が効果的に蓄積されていく
  • 英検をとると進学に有利な場合が多く、子供の将来に大きな影響を与える
  • 将来、仕事をする上で確固たるスキルとなる

メリット

メリット1:アウトプットに最適

日本語もでもそうですが、子供のうちはミスを恐れません。


英語表現を習ったらどんどんしゃべるので、脳に英語がたまっていきます。歌や早口言葉、体を使ったアクティビティーを通して、音の出し入れを繰り返すので、まさに身に付く英語を体現できるのが子供のころだけの特権といえます。


小学校くらいまでに英語の音の出し入れをし続けた子供は、リスニング力と発音力が著しく伸びます。これは英語のシャワーを浴びただけではダメで、自分でマネする、発音するしゃべる、というアウトプットとセットで行う必要があります。

メリット2:時間がある

大人になると、仕事の合間に英語の勉強です。忙しくて泣けてきます。子供は時間があるので、たくさん学び、たくさんアウトプットをすることで集中的に英語を身につけることができます。


したがってこの時期に留学をしておくことはかなり大きなメリットとなります。大人になってからでは留学するための時間を作ることは難しいですが、子供は夏休みや就職前などにまとまった時間ができるので、ここで英語能力を磨いておけば、その先ずっと英語を使いこなせるメリットを享受することができます。

メリット3:進学がしやすい

英語がテストになるとつまづいてしまう子が多いのですが、多くの高校、大学では入学者に英語の基礎力を求めます。


キャンパス内で外国人との交流が増えるのもそうですが、論文を英語で読み書きする場合や、留学をして専門的なことを学ぶ際に英語能力は必須となってきます。


英検などの資格をとることで進学に有利になったり、国際交流豊かな学校への進学が可能となり、人生の幅を広げられるとも言えます。


資格を持っていることで必ずしも進学に有利というわけではありませんが、進学先の学校からみれば積極的に英語を勉強しているということ、級によって最低限の語学リテラシーを身につけていると判断してくれます。

メリット4:就職、転職、起業、複業の選択肢が増える

高校生くらいになるとTOEICを受験する人もいますが、その点数によって就職、転職できる企業が限定されてしまう場合があります。起業をする際も、英語ができるかできないかで、クライアント、サービス提供の対象が国内だけなのか、外国向けのサービスを提供できるのかで利益も大きく変わってくるでしょう。


最近は収入を安定させ、自由な働き方を求め複業をする人も増えてきましたが、国外の富裕層向けのビジネスをできるかどうかは、外国語でコミュニケーションをとれるかどうかが鍵となります。


子供のうちに基礎固めをすることで、大人になったときのスタートに大きなメリットをもたらしてくれます。

メリット5:プログラミングやAIと相性が良い

最近の習い事のトップに名を連ねる英会話とプログラミングですが、子供の頃はブロックをつなぎ合わせるだけのビジュアルプログラミングから、年齢に応じてコードを使ったプログラミングに変わっていきます。このコードは英語で書かれているので、最低限の英語力があるだけで、プログラミングに対する親しみが大きく変わります。

最近ではChatGPTをはじめとする生成AIの話題でもちきりですが、stable diffusionなどの画像生成でも同様に、英語でプロンプト(どんな画像にしたいかを英語で指示する)を打ち込みます。これについても英語ができるほど自分がイメージする文章や画像をイメージしたままに具現化できるので、生成AIが登場したことで、より英語ができることのメリットが増したと言えるでしょう。

デメリット

デメリット1:日本に英語はむずかしい

日本は島国なので、陸をこえて外国人が流入してくることもその逆もありません。従って、外国文化に触れることが少なくコトバにも困りません。他国に目を向ければ、インドは自国内で言語が500や600もあると言われていますし、ヨーロッパの国は陸続きなので、言語間の交流が多い。

日本人が英語が苦手なのは、努力不足というよりは、歴史的、地理的な要因がとても大きいわけですね。さらに、日本語と英語は仕組み・構造の部分でかけ離れているので、日本人が習得するのはとても難しいと言われています。私はドイツ人の友人が多いのですが、みな当たり前のようにかなり流暢な英語を話します。英語とドイツ語は文字や仕組みが似ているので、学習しやすいのですね。

ただ、だからこそ日本で英語が使いこなせる人は希少価値が高くなります。日本を相手にビジネスをする国からすれば、英語ができる人間が良いとなるのは当然ですから。

デメリット2:国語力が疎かになる?

今や小学3年生から小学校で英語を習い始める時代に入ったわけですが、英語に時間をさく以上は、他教科に影響が出てきます。その中でも日本人の学力低下で目立っている項目が国語です。

私の教室では子供とマンツーマンでのレッスンなので、レッスンの前後でも生徒と1対1で話すことが多いのですが、その際に子供たちの日本語でのコミュニケーション力が低いことに驚きます。例えば小学生が修学旅行に行ったとき、あとで”どうだった?”と聞いても、子供たちは感想が伝えられないのです。

日本語で意思が上手に伝えられないのであれば、英語で伝えられるわけがありません。まずは日本語で論理的に説明したり、相手の様子、リアクションによって話し方を変えたり、相手の感情を察する能力がなければ、共通項の少ない外国人相手にコミュニケーションをとることはまず不可能です。

英語を学習するのは大切ですが、まずは大人(日本人の)と会話をする機会を持つ、本を読む、日記を書くなど、日本語の運用能力を第一優先に考えるべきで、英語力は国語力の上にのってくるものだと考えた方がいいでしょう。

まとめ

以上が子供の時に英語を話すことのメリット・デメリットでした。


歴史的背景や国語力の低下など英語学習のデメリットもお伝えしましたが、だからこそ日本人の中で英語ができる優位性は大きいものです。


将来、子供に複業スキルを身につけてもらいたい、英語ができることで仕事にも生活にも自由でいてほしいと願う大人の方々の参考になれば幸いです。

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