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はじめに
こんにちは、複業スキルブロガーのカズです。
英語ができるようになるということはメリットも大きいものですが、一方で英語学習の大変さから途中でギヴアップしてしまう方が多いのも現実です。
まず前提として、
・なぜ英語を学ぶのか?
という点をよく考えるべきです。
この点があいまいなまま英語を学ぶインセンティブ(動機)が弱いと、英語学習は続きません。
今回のブログでは、
- 必ずしも英語を学ぶ必要はない理由
- それでも英語学習をするならばどんな方法を実践すべきなのか?
と言う点についてお伝えします。
- 英語をモノにするには、5000時間以上勉強しなくてはいけない
- 収入や生活に直結するモチベーションがなければ、英語学習は続かない
- 勉強する場合、外国人の友人をつくって絶えず連絡を取るなど、英語を生活の一部に落とし込む必要がある
英語を学ぶ理由は?
- 「将来、役に立ちそうな気がする」
- 「ネイティブのように話せたらかっこいいし、素敵」
こういった理由だと、99.9%英会話は身につきません。
”将来”とは”いつ”なのか、”ネイティブのように”とはどれくらい話せることを意味するのか、がはっきりしません。
逆に、英語を学ぶ理由が明確で具体的なほど、英語学習は継続できます。
しかも”下心”があるとなお良し、です。
- 日本にいると稼げないから、外国に出たい。外国なら年収2000万はごく普通
- 会社が合併のあおりを受けて来年から社内公用語が英語になるので、強制的にやらざるをえない
- 子供の時から観光が好きで、旅を企画するのが大好き。外国人旅行客に観光のガイドができるように、ツアーガイドに特化した英会話を身につけたい
このように年収2000万、社会公用語、ツアーガイドに特化した英会話、のような自分のライフスタイルやキャリアプランが、英語によっていかに素敵なものになるのか(英語への下心)を、数字や具体例をもってイメージできていると、英語力は飛躍的に伸びます。
学習5000時間というコスト
社内公用語が英語になっている会社で働くようなレベルになれば、英語を話せる実感が大きいでしょう。
そこに到達するために必要な時間の目安はどれくらいでしょうか?
5000時間ほどです。
こちらのサイトを参考にしていただくと良いのですが、言語によって英語学習のしやすさは大分、変わってきます。
例えばデンマーク語やスペイン語を母国語としている方であれば700時間ほどですし、言語の特徴がかなり違う日本語や韓国語が母国語の場合は2200時間が必要となっています。
しかし、
こちらのエバンス愛さんのブログによると、”1 class hourは120分に相当する”そうで、つまり
実質、4400時間の学習が必要ということになります。
日本人の英語苦手意識とアウトプットへの抵抗感を加味すると、5000時間以上は必要でしょう。
これは学生時代に1000~1500時間学習していることを考えると、残り3500~4000時間の学習ということになります。
はたしてこれだけの時間を社会人になってから達成できるのか?
甘く見積もって3000時間と考えても、毎日3時間勉強で約3年です。毎日2時間で約4年。
毎日仕事で疲れ、時間ができればスマホをいじりたいのに、毎日3時間の勉強をする。とても大変です。
そう、ここでさきほどの英語への下心が大切になってくるんです。
英語を学ぶことの報酬が極めて大きく、具体的であれば英語学習を自然と継続していくことができます。
1年後には、会社が社会公用語になり、英語で話さざるを得なくなり、年収が2000万になり、海外旅行にも行き放題で、…というシーンを想像すれば、毎日3時間の学習も苦ではなくなります。
もしそういったインセンティブがなければ、英語学習をする必要はありません。
将来、必要になるかもしれない、そんな曖昧で弱いモチベーションで続けられるほど、外国語を学ぶというのは甘くありません。
英会話教室に通う方もいらっしゃいますが、英会話教室で実際に働いていた私から見て、年に数十万の費用を払って英会話が身についた方を私は知りません。
仮に英会話教室に通って英会話が身についた場合、それはすでに単語力、文法、読解力を自身で身につけ、それをグループやマンツーマンでのアウトプットに活用した時のみです。
つまり、英会話初心者が英会話教室に通って流暢な英語力を身につけることは不可能なのです。
可能だとしたら、それは英会話教室に通い3000時間以上の学習をした場合のみ。
そして、そんな人は皆無です。
習慣化も大切だが、自動化はもっと大切
それでも英語学習をすると決めている方に向けて、心構えと英語学習の環境構築についてお伝えしていきます。
よく英語学習は習慣化が大事と言いますが、それでは足りません。
習慣とは意識しているので、やめたければやめられるんです。
- 通勤電車でDuolingoを15分やる
- 休みの日にスタバで英語の小説を30分読む
- スカイプレッスンで週に1回、外国人講師のレッスンを受ける
どれもいつでもやめられます。
- おもしろいゲームアプリを見つけたら、Duolingoをやめてしまうでしょう。
- スタバで英語の小説を読むはずが、仲の良い友達に誘われたら友達とのお茶会になってしまうでしょう。
- スカイプレッスンを予約した日に、会社の飲み会が入ったら断れないでしょう。
自動化とは、やる気が出ないのにやらざるを得ない状況に身をおくということです。
- 外国人の友人を10人作り、毎日チャットをし、週に1度は実際に会って交流する
- 外国に住む
外国に住む、留学するのが一番良いのですが、お金もエネルギーも大量消費します。
外国人の友人を10人作るというのが一番良いですね。
5人でもいいです。
毎日連絡をするようにすると、連絡をしなくなった時に、「最近どうしたの?」と英語でメッセージが送られてくるでしょう。
無視するわけにはいかないので、面倒くさくても、だるくても英語で返事を返さなくてはいけません。
これが英語の自動化です。強制化とも言えます。
4技能それぞれのレベルアップ
では、具体的に英語の学習方法に移っていきましょう。
スピーキング
一番良い方法は、出会い系サイトやアプリで外国人の友達を作ることです。
・HelloTalk
・Conversation Exchange
この2つがおすすめです。
正直、都市部に近いほど対面で友達ができる確率が高くなります。単純に数の問題ですね。
ただ、いきなり会話をしろと言われてもできるはずはありません。
まずはAIを使って、チャットでの大量のインプットとアウトプットを行います。
ぜひおすすめしたいのが当ブログでも何度もトピックとして扱っているChatGPTです。
これを使えば、機械相手なので気を使わずに会話ができますし、自分の言葉で表現できないときにどう話せば良いのか、どんな単語、表現、文法を使うのかも合わせて確認できるので、インプット・アウトプットの両軸で練習ができます。
ただ、最終的には生の人間との対面に勝るコミュニケーション環境はありません。
ChatGPTなどのアプリでたくさん練習した後は、ぜひ、ネット環境を使って友達を作りまくって、話しまくってみてください。
リスニング
これはとにかく自分が好きなコンテンツを聞きまくり、よくわからなかったところを聞き返し、英文と照らし合わせて、再度また聞き直すということを繰り返すのみです。
あまりに難しい内容や、洋画などはレベルが高いため、はじめはディズニー作品を見たり、Netflixでスタンダップコメディをひらすら繰り返し聞きまくることをおすすめします。
スタンダップコメディは一人のコメディアンが舞台上に立ち、観客の前で演技する形式のコメディのことです。
動画を見る学習方法で、おすすめの作品にSATC(SEX AND THE CITY)を推す上級者の方が多いのですが、上級レベル(目安TOEIC900)以上でないと、ほぼ聞き取れないでしょう。
スタンダップコメディも動画によっては話すスピードが速く、難しい言葉が出てくるときもあります。しかしあくまでコメディなので、そこまで上級の言い回しは少なく英検2級からTOEICで600以上のレベルであれば、英語のリスニングにはちょうどよいはずです。
こちらのブログでおすすめのスタンダップコメディをまとめていますので、ぜひ。
リーディング
リーディングに関しても、生活の一部に落とし込むという意味では、ChatGPTを使った学習がベストです。
毎日、ChatGPTとチャットをする習慣がついてくれば、ChatGPTが自然と一定の分量を出してくれるため、毎日
自動的にリーディングをこなすことになります。こちらのスクショでは、
“What skills do you think are essential for a successful career?”
(仕事での成功のために、どんなスキルが必要不可欠だと考えますか?)
というテーマで、私の意見に対するChatGPTの答えが下にあるのですが、このくらいの短さの例文を日々インプットしていれば、自然と読むスピードが上がっていきます。
もちろん、あなたの現状レベルや達成したい目標によってリーディングの量や内容は変える必要があります。
英検やTOEICで高得点を目指すなら、もっと長い文を読んだり、政治、経済、ビジネスなどのテーマの文章をネットや
書籍で多読する必要があるでしょう。
逆に、もっと基礎レベルの定着を目指すなら、中学・高校の教科書を読み返したり、リーディングを習慣化させるために漫画を読むといった方法も効果的です。
例えば、
- ドラえもん
- ドラゴンボール
- スラムダンク
などが適しています。
セリフが少なく、読みやすい。
例えば、ドラゴンボールの1巻の9Pに
”HEY, GRAMPA…I’M GONNA GET SOME GRUB”
“WHAT’D BE GOOD TODAY”
(じっちゃん、飯とってくる。今日は何がいいかなぁ)
というセリフが出てきます。
(Dragon Ball, Vol. 1: The Monkey King (Dragon Ball: Shonen Jump Graphic Novel)
(English Edition)
(https://www.amazon.co.jp/Dragon-Ball-Vol-Graphic-English-ebook/dp/B00FDZEBU2/ref=sr_1_1?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&crid=1WQJLQCY8KK2&keywords=dragon+ball+english&qid=1678757589&s=digital-text&sprefix=dragon+ball+english%2Cdigital-text%2C188&sr=1-1)
1ページの中に、たったこれだけのセリフです。
ですが、学校の教科書ではなかなか出てこないセリフであり、かつ日常でよく使う自然な表現です。
スポーツ漫画も難しい表現は少なく、コンパクトでまとまったセリフばかりなので、ほんとうに読みやすく、かつ勉強になります。
そして、繰り返し読んでしまう!
すると、頭の中に漫画のシーンのそれぞれのシーン・場面で使われる表現が視覚的に脳に蓄積されていくので、自分が英文を書いたり、話したりするときに英文がふと浮かんでくるようになります。
ライティング
これもChatGPTが最適です。
”I would like to talk with you, so give me some questions.”などと打てば、自然な会話練習となる上に文法のミスまで直してくれます。
これを使うだけです。
英語学習の4技能についてまとめてきましたが、一番時間を使うべきなのは、ChatGPTです。
スピーキングやリーディングでも述べた通り、ChatGPTはインプットもアウトプットも兼ねます。
個人的にはリスニングやスピーキングでは流暢さやテンポ、詳細設定など改善を期待する部分もありますが、4技能をトータルで補強できるChatGPTは現状で最強です。
しかも、無料…
ChatGPTはExcelの操作、数式作成やブログの記事作成、プログラミングなど広い分野で活躍しますが、無料で使えるChatGPT3.5の場合、日本語でプロンプトを作成する場合に、どうしてもつたない(少しロボットっぽい)日本語で、正確性において信頼性が欠けます。
しかし、無料で使えるChatGPT3.5でも、英語での会話はプロのレベルで、まさにネイティブです。
そんなネイティブ相手に英語学習ができるのですから、これを使わない手はありません。
留学をすべき理由、しなくても良い理由
可能なら留学しましょう。
英語を短期集中的に身につけたいならこれにまさる環境づくり・方法はありません。
もし日本で毎日6時間英語を勉強しようと思ったら意識を高く持ち、英語を生活の一部にする工夫が必要ですが、留学してしまえば、毎日6時間以上自動的に、英語漬けになれます。
また、留学することで得られるのは英語力のみならず、経験が大きいのです。
外国の雰囲気に浸り、文化を学んで、生活習慣を体験することは、日本で英語漬けになる場合とは違った意味でのレベルアップも期待できます。
大人になってからだとまとまった時間が取れない場合が多いので、できれば大学生までに一定期間(1年以上)、留学してみることをおすすめします。
社会人の場合は仕事と別で長期的に留学するのはむずかしいでしょうから、短期留学で英語のアウトプットを
中心に強化していきましょう。
さまざまな留学のプログラムがありますが、アウトプットを中心にするのであればフィリピンの短期留学を
おすすめします。
特にゴールデンウィークは日本では連休中ですが、フィリピンの観光シーズンとは少しずれているため、宿泊費や観光地の混雑が他の時期よりも少ない可能性があります。また、比較的穏やかな気候の中で過ごすことができ、集中して英語を学ぶ環境が整いやすいでしょう。
ほかの国の留学プログラムだと日本人が多く、グループレッスンが主流です。フィリピン留学の多くははじめから
レッスンのほとんどがマンツーマンレッスンとなっているため、アウトプットに最適です。
こちらのミライズ留学では宿泊施設も綺麗で安心して留学をすることができます。旅費、学費、生活費など
含めて20万前後で1週間の留学をすることが可能です。ほかの国の場合、30~50万前後が相場です。
↓
日本人にとって英語はむずかしい
とにかく、日本人には英語はむずかしいのです!
数十万、数百万をかけての留学という強制環境や、5000hを超える学習が必要で、それにもかかわらず英語が使える人、その恩恵に預かれる人は多くありません。
英語学習者の中で、自分が歳ををとった時に
「英語を学んでいてよかった」
と心から言える人は少数でしょう。
それは、そもそも日本人に英語は難しく、実になるまで継続ができないということです。
5000時間の学習コストのところで述べましたが、言語構造的に日本語と英語は遠い関係にあり、
語順なども全く違うため理解するのが大変です。
それに比べ、韓国語やインドネシア語は日本語に近く、英語に比べると習得が容易です。
最近ではAIの進化もあって、翻訳のレベルがすさまじい。
Google Glassがあれば、メガネのレンズに外国語を母国語にして瞬時に訳してくれますし、ネットの情報は翻訳で十分知ることができます。
英語学習が必要かどうかのテーマでは、隅田英一朗氏が詳しくこちらで述べられています。
必ずしも自分が英語をやらなくてはいけない、ということはないのです。
ただ、学生なら受験科目ですし、就職先によっては英語をやらざるをえない場合もあるでしょうから、その時だけ少し我慢して学べば良いでしょう。
たいしたモチベーションもなく、なんとなく英語をやる必要はありません。
さいごに
英語はバスケなどのスポーツと同じで、トレーニングです。
初心者がいきなり試合はできませんから、筋トレやランニングで体力をつけ、ドリブルやシュートなどの基礎練習をして、ルールを知り、少しずつ試合経験を積むことで、向上していきます。
バスケが好きな人はバスケ自体が楽しいからプレイしますし、大変な練習も頑張れます。
お金がもらえなくても、近くの公園にバスケゴールがあればプレイしにいきます。
しかし、果たして英語学習はどうでしょうか?
英語学習自体を楽しめるでしょうか?大変な勉強を仕事で忙しい中、日常的に行えるでしょうか?
まずは、なぜ自分は英語を学ぶのか?その点について、一度、立ち止まって考えてみるのも良いかもしれませんね。